こんにちは!kawaii転職のうさり(@kawaii_tenshoku)です。
新年あけましておめでとうございます!
(すでに新年が過ぎ去ってから読んでくれている方、こんにちは!)
『kwaii転職(byうさり)』番外編コンテンツ、『求人警察』連載担当のずばりです。
この記事では【悪い求人の正体をずばり暴いて転職の平和を守りたい】という強い意気込みと、あなたの転職の平和を脅かしかねない“悪さをする求人”について語っていきます。
【求人トピック】
- ◯◯◯◯◯の記載がない求人は危ない
- 本当にあった内定オファー時に給与大幅減額された話
- 知らないで求人読むと大コケする週休制度の違い
- 倒産で話題の『アリシアクリニック』の求人の話
今年こそ、ニコニコ平和な仕事人生を絶対に掴み取りましょう……!!
今年は悪い求人の正体をずばり暴いて転職の平和を守る!
新年を迎え、清々しい朝が訪れるのかと思いきや、あくまでも「昨日の延長線上」で至っていつも通りの平和な新年を迎えている。
平和なのは良いことだ。
僕が好きなシンガーソングライターの milet が歌う『Ordinary days』でも、“悲劇よりも喜劇よりも見ていたいのは奇跡のような当たり前を照らすこの日常”と歌っているし、これまた僕が好きなあずまきよひこ氏が手掛ける『よつばと!』15巻の帯にも“普通という奇跡”という最高なコピーがつけられている。
兎にも角にも、【平和】とは素晴らしいものなのだ。
就活で出版社に全落ちしようと、パワハラ上司にあたろうと、月100時間残業しようと、働きすぎて適応障害になろうと、無職になろうと、最終面接で落ちまくろうと、独立初月売上が390円だろうと、再就職先を19日間で退職しようと、いま現在が【平和】ならそれでALL OKAYなのだ(詳細は割愛するが全て僕の実話だ)。
とはいえ、だ。
とはいえ。
いくらなんでも【仕事】は、僕たちの【平和】を脅かしすぎてはいないだろうか。
そして、その出発点となる【転職】に、魔物が潜みすぎなんじゃあないだろうか。
“求人内容と入社後の実態が違う”なんてことは残念ながらよくある話。
しかし、生活をするためにはお金が必要な僕らは、会社に人生の手綱を握られて「話しが違う!思っていた仕事と違う!でも、働かないと生活できないから我慢しよう……」となってしまう。
上司や人事に相談してうまく交渉できれば良いけれど、全ての人が上手に交渉できるわけではないし、交渉する勇気を持てるわけでもない。とくに、泣き寝入りしながら密かに脱出の機会を目論むタイプの人は多いんじゃないだろうか。
僕は足をガクブルさせ唇を震わせながら気弱な交渉に臨むタイプだけれど、精神的ダメージがえぐいので、できるだけそういう事態にならないようにしたいものだ……。
それは置いておいて、とにかく【仕事の入口となる転職に問題がありすぎる】ことが、非常に問題だと思っている。
だからこそ僕は、みんなの【転職の平和】を守るため、悪い求人の正体をずばっと暴いて、「転職大成功!」とはいかなくても「そこそこ成功!」な“間違えない転職法”を伝えたい!
あらためて自己紹介しておこう
自己紹介が遅れたけれど、僕は人材大手企業の採用クリエイティブディレクターを経て、現在は独立している。
これまで「企業側」として500本以上の求人作成や300社以上の採用支援を経験してきた。
一方で、「求職者側」として転職活動を4回、経験社数は3社、休職経験を1回経験している。
ちなみに、4回の転職活動の内訳は、
- 第二新卒からの転職活動
- 20代半ばでの転職活動
- 休職からの転職活動
- 個人事業主からの転職活動
といった感じで、なかなか難しい状況で転職活動をしてきた自負がある。色々と悲しい思いをする出来事もあったのだが、その話は以下記事を読んでみて欲しい。
転職で悲しい思いをしてきた人に“転職活動の術”を授けたい
話を戻そう。
つまり、何が言いたいのかというと……。
僕は「企業側の目線で見た転職活動」と「求職者側の目線で見た転職活動」の両方の経験を積んできた。
双方の視点を持っているからこそ、“見抜けること”があるし、“平和な道を選ぶこと”ができるのだ。
あなたは知らずに見ているかもしれないけれど、僕の目から見ると、
- 法律無視を無視した求人
- 広告規定を無視した求人
- 綺麗に誇張している求人
- 普通に嘘つきな求人
という求人は、意外と多くあるものだ。
だからこそ、おこがましいことかもしれないけれど……。
僕が身につけてきた術を、転職で悲しい思いをしてきた人に授けたい。
そして、一人でも多くの人が【平和な人生】を過ごせる素敵な転職を叶えられたら嬉しい。
そんなことを新年の朝日を浴びながら、本気で考えている。
では、具体的にどうやって術を授けていくのか。
そのための企画コンセプトは、次項の通りだ。
『転職の平和を守る 求人警察ずばり』
題して、『転職の平和を守る 求人警察ずばり』!
求人警察のずばりが、世に意外とあふれている悪い求人の正体を暴いて、そこそこ成功できる“間違えない転職法”をずばっとお伝えしていく。
どうでもいいが、「ずばり」のイントネーションは「ずばり↗」だ。「ずばり↘」ではなく「ずばり↗」(「うさぎ」と同じイントネーションで頼む)。
いま現在の企画ラインナップは、以下の通り。
【求人追跡中🚔️】
意外とよくある危ない求人を捕まえて「なにが危ないのか?」を考えるコーナー。
【求人事件簿📂】
本当にあった求人にまつわる事件を知って、転職防衛力を高めるコーナー。
【求人パトロール🚨】
掲載されている求人をパトロールして、正しく求人広告を読めるようになるコーナー。
【求人便り!💌】
転職に関するニュースやトピック、ずばりの気分でコラムなどをお届けするコーナー。
なんのこっちゃだと思うので、今回はそれぞれのトピックの例を簡単に話していこう。
「例」と言っても、あなたの今後の転職の平和に関わる重要事項となる可能性があるから、しっかり読んでいってほしい。
[TOPIK1]◯◯◯◯◯の記載がない求人は危ない
たとえば、以下の記載が求人にあったとしてなにが危ないのか、あなたには分かるだろうか。
<給与>
月給25万円〜35万円
※固定残業代制/超過分は別途支給
※給与は相談のうえ決定(前職年収保証します)
答えは、《 固定残業代の明記がない点 》だ。
若者雇用促進法で、給与に固定残業代を適用する場合には、求人広告でその旨を明記することが義務づけられている。
具体的には、
- 固定残業代を除いた基本給の額
- 固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法
- 固定残業時間を超える時間外労働、休日労働および深夜労働に対して割増賃金を追加で支払う旨
という3点の記載が必要なのだ!
「残業代が含まれている給与」と「残業代が含まれていない給与」では、給与への見方は大きく変わる。そのうえ残業代が固定で含まれている場合は、具体的な残業代の金額が分からないと、本来の基本給が分からなくなってしまう。
本来の給与がいくらか分からないのに転職するなんて、ガソリンが入っているか分からない車に乗って高速を走るようなものだ。
固定残業代制度は決して悪い制度ではないし、生産性を高められる制度ではある。
けれど、きちんと「固定残業代の内訳」は把握しておかなければならないのだ!
それを求人で明示しない企業は、よっぽどの採用素人か、求職者を騙そうとする人だけだろう。
参考:厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。」
[TOPIK2]本当にあった内定オファー時に給与大幅減額された話
知恵はときに、自身を守る強いバリアとなる。
だからこそ、求人にまつわる事件や判例・体験談を知って転職防衛力を高めていくことが大切なのだ。
たとえば、こんなことがあった。
転職活動中のAさんは、「月給42万円〜」の求人に応募。選考過程では「試用期間中は月給35万円」となる説明を受ける。順調に面接を突破し、内定を獲得したAさん。人事から送られてきた内定通知には「月給35万円」と記載があった。
あれ、と首を捻るAさん。なぜなら、月給35万円は試用期間中の給与のはずで、試用期間後には月給42万円〜の給与になるはずだからだ。内定通知には「月給▲万円(試用期間中は月給35万円)」のように明示されていないと、おかしいのだ。
Aさんは、人事に確認すると「給与は試用期間終了後に改めて相談のうえ決定します」としか回答を得ることができなかった。
そうしてAさんは、月給35万円で雇用契約を結ぶことになるのだが……。
Aさんは「月給35万円」で雇用契約を結んでしまったため、試用期間後に月給42万円以上を保証してもらうことは、もうできなくなったのだ。
つまり、求人に記載されていた「月給42万円〜」は、求人をよく見せるための釣り月給であった可能性が高く、試用期間という制度を活用して実際より低い給与で雇用契約を結ばせるわる〜い求人であった可能性があるのだ。
自身が給与に納得がいくのであれば契約すること自体に問題はないが、月給42万円〜と給与を高く見せて応募を集める手法は、許してはいけないと僕は思う。
[TOPIK3]知らないで求人読むと大コケする週休制度の違い
そもそも求人を正しく読めていない人が多いのは、事実……。
たとえば、「完全週休二日制」と「週休二日制」の違い、あなたには分かるだろうか。
これが分からないと、正直にいって超ヤバい。語彙力を失うほどのヤバさだ。
もし、知らないまま転職先を決めようとするなんて、「富士山」と「エベレスト」の違いを知らずに登山先を決めようとしているのと同じだ。
それぞれの意味を簡単に説明しよう。
完全週休二日制は、週に2日間かならず休みがある制度だ。
“いつを休みにするか”は企業の自由。日本企業は土日休みのケースが多いが不動産業界だと水日休みが多い傾向だろう。
週休二日制は、月に最低1回は週2日間の休みがある制度だ。
いいか?大切すぎるのでもう一度言う。「月に最低1回は週2日間の休みがある」だ。必ず週2日間休めるわけではない。
言い換えると、休みが1日しかない週もあるのが、週休二日制なのだ。
名称がややこしすぎるのだが、これが真実なのだ……。
絶対に覚えておいたほうが良い。
[TOPIK4]倒産で話題の『アリシアクリニック』の求人の話
最近『アリシアクリニック』の倒産が話題に上がっているが、破産開始当日まで各転職サイトにアリシアクリニックの求人が掲載されていた件を知っているだろうか。
とある大手転職サイトには、しっかり「掲載終了日が2024/12/10」と記載されていて、破産当日まで「50名以上の大量募集♪」なんて倒産を微塵も感じさせない求人が掲載されていたのだ。
ここから分かることは、求人が掲載されているからといって「経営が安定しているとは限らない」こと。「選考中の企業が倒産することもある」ということだ。
兎にも角にも、求人を過信してはいけないのだ。
参考:Yahooニュース「医療脱毛大手「アリシアクリニック」突然の破産」
今年は素敵な転職をして平和に生きていこう!
今後、増減・改変する可能性は大アリだが、以上で紹介してきた4つの企画を軸にこれからどんどん発信をしていく。
- 求人追跡中🚔️
- 求人事件簿📂
- 求人パトロール🚨
- 求人便り!💌
宇宙から見たら人間なんてちっぽけな存在だけれど、せっかく生まれたのだから、少しでも【平和】に生きられる人を増やす一助になれたら良いなと僕は思うのだ。
今年は、ずばりと一緒に【平和】に生きよう!!
⚘⋱ profile ⋰⚘
求人警察 ずばり(ライター)
人材大手企業 採用クリエイティブディレクターを経て、独立。企業側として500本以上の求人作成・採用支援を経験しながら、求職者側として転職活動4回・3社入社〜退社を経て見えた”間違えない転職法”をずばっと発信。”良く見せているだけ”の求人の正体をずばり暴いていきます。転職先を間違えたくないのなら、ずばりのパトロールについてきな!
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有益情報をカワイク配信中!豊かな仕事人生になるよう一緒に進んでいきましょう♡